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分解(オーバーホール)
アメリカ製油圧シリンダーの修理 ユニファイネジからミリネジへ
今回は余談として改善例をあげさせていただきます。修理品の中にこんな事例がありました。
これはアメリカ製の油圧シリンダーです。私たちが普段メートル規格を用いているためインチ規格のパッキンやボルトなどの部品が入手しにくいです。今回はパッキンを支給していただいたため苦労はありませんでしたが、UNF1/4-28のボルトの六角穴がなめてしまっていました。
新しいボルトを入手するとしても時間がかかります。改善案としてユニファイネジをヘリサート加工を施しM6ネジに変更して使うことにしました。これで入手しやすいM6のボルトを使用することができ、整備もしやすくなりました。
このようにモットーである「ただの修理では終わらない」を実践しています。
■この修理品に対するお客様の声はこちら
■また、海外製の油圧シリンダーを国内製へ置き換える際の工程が詳しくわかる動画もございます。
是非 下記の記事からご覧ください。